売却には3つの方法があります。
それぞれメリットデメリットなどありますので、今後売却を検討している方は知っておくと良いでしょう。
1,仲介売却
仲介売却は不動産会社と媒介契約(あなたの不動産の買い手を見つけますよ、という契約)を締結し、
仲介で家を売却する一般的な方法のひとつで、あらゆる不動産の売却に適します。
一般の方が買い手を探すのは容易ではありません。
不動産会社に依頼することで、不動産会社独自のネットワークで買い手を探してくれます。
仲介による売却は適正な市場価格で取引されることが多く、買取やリースバックよりも高値で売れる可能性があります。
これが仲介で売却する大きなメリットです。
ただし、家の状態や時期によっては買い手を見つけるのに時間がかかる場合もあります。
時間がかかってもよいのでなるべく高く売却したいという事であれば、まずはコチラを試してみるのが良いでしょう。
2,不動産買取
不動産買取は、不動産会社に家を直接買い取ってもらう方法です。
不動産会社が買い取ってくれるということは、仲介と違い買い手を探す必要がありません。
そのため、早く現金化が可能ですので、何かしら事情があり早く現金化したい方にオススメです。
ただし、買取価格は相場よりも低くなる傾向があり一般の適正価格の7~8割程度になります。
ですが、仲介手数料もかからず、一般の方に売却した時の契約不適合責任も免除されるので、後々のトラブルも起きにくいです。
とにかく早く売りたい、手っ取り早く安心で売りたい方向けの方法です。
3,リースバック
リースバックは不動産会社に売却したのち、不動産会社と賃貸借契約を締結し、
賃貸として売却した家にそのまま住むことが出来る方法です。
リースバックは、取り扱っていない不動産会社もあるので注意しましょう。
この方法を利用すると、ポータルサイト等に情報が出ない為、内密に売却ができるうえ、
売却後もそのまま同じ環境で住み続けることが出来ます。
まとまった現金が必要で、引っ越しは避けたい…のような場合に有効な方法です。
リースバックは遺産分割が難しい不動産を現金化できるため、一定の条件下では相続対策に適します。
生活資金を確保しつつ、住み慣れた家に住み続けるというところから、高齢の方が利用するケースが多いです。
不動産会社が所有者になるので、固定資産税などの負担もなくなります。
ただし、相場より売却価格が低く、毎月家賃が発生しますのでしっかり考えたうえで利用しましょう。
リースバックの検討をするうえでは、
賃貸借契約期間や買戻しの可否、家賃の金額等しっかり確認のうえ目的や状況に応じて選択しましょう。