今回は、家の売却を考えるタイミングを分かりやすく説明していきたいと思います。
1,相場から見るタイミング
こちらは勿論、相場が高いときに売った方が吉。
現在、不動産バブルと言われるほど右肩上がりが続いている状況です。
まだまだ上昇する可能性もありますが、相場変動の変わり目はプロにも見極めが難しいので、
まずは査定を依頼して、どれくらいの価格になるのか確認し不動産会社に相談するのが良いでしょう。
2,築年数から見るタイミング
まず、住宅は経年により価格は減少します。
特に戸建て住宅は築20年で価格はほぼ0になります。
価格を考えれば、早いに越した事はありません。
また、立地によっては築年数が古くても高く売れることもあったりするので、こちらも不動産会社へ査定依頼して
まずは確認してみて、相談すると良いでしょう。
3,税金から見るタイミング
譲渡所得税を見ると所有期間5年以上の方がお得。
しかし3,000万円の特別控除もあるので、そちらも考慮して考えてみましょう。
3,000万円控除とは
売却値-3,000円=○○万円←この金額に対して課税がなされるというもの
売却値5,000万円であれば
5,000万円-3,000円=2,000万円
更に
家の売却価格が3,000万円以下であれば特別控除によって相殺されるため、譲渡所得はゼロ、つまり譲渡所得税の課税対象外になります。
条件については
・居住中の家であれば、3,000万円の特別控除を受ける条件に所有期間は関係ありません。
・以前に住んでいた家屋や敷地等の場合には、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること。
マイホームの軽減税率
所有期間が10年以上だとお得になります。
3,000万円控除適用した後の譲渡所得の税率が低くなります。
9年目に売却するのであれば、10年経過して売却した方がお得かもしれません。
相続した家を売る場合
「相続税が取得費に加算される特例」を利用できる可能性があります。
家の購入にかかった費用である取得費に相続税が加算される特例です。課税対象となる譲渡所得の金額が減るため、節税につながります。
条件については
その財産を、相続開始のあった日の翌日から相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までに譲渡していること。
4,住宅ローンから見るタイミング
家を購入するほとんどの人は、住宅ローンを利用します。
それを踏まえると、金利が低い時の方が売りやすい傾向にあります。
ですが、金利が低いということは不景気という事にもつながります。
5,季節から見るタイミング
季節の販売数を見てみると、よく言われる3月が多いが他の月も劇的に低いわけではないことが分かります。
売却には色々事情があると思いますので、あまり意識して考える必要はありません。
しかし、売却をするには準備~成約まで時間もかかるので売却したい月があれば
3カ月~半年前くらいから不動産会社に相談しておくと良いでしょう。
6,その他の事情で見るタイミング
家を売却する理由の多くは不動産の市場等よりも、ライフスタイルの理由が大きいと思います。
売却の主な理由
・家を相続したが住まない
・住み替え
・ローンの返済が困難になった
・離婚
・転勤
・親との同居 など
これらの理由で売却するとしても、何でもいいから売ってしまおうというとするよりも
先述したタイミングを見ながら早めに行動し、不動産会社に相談するなどして、ベストタイミングで売れるようにしましょう。
皆様の資産が無駄にならないよう早めの行動を大事にしましょう。
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