私たちは職業柄、マンション購入を悩む方々と接する機会が非常に多いです。
そうして悩んでいる間にもそのマンションは他の人の手に渡ってしまう。
そしてまた、マンションを探す。という方々が非常に多いと感じます。
一生に何度もない買い物だから悩むというのも非常に分かりますが、
そうやって機会損失しているのも確かです。
私たち不動産業者の声はどうしても偏って入ってしまう。
聞こえの良い事を言っているように感じてしまう。
ですので、是非こちらの記事を参考に検討してみて頂きたいです。
不安要素1,お金に不安がある
金銭的な部分は人には言い辛いもの。
私たちは、お客様が買えるように全力を尽くすので、是非相談していただきたいところではありますが、
月の支払いが重くなる、ローンの不安等様々あるかと思います。
まず、しっかり月々の支払等をシミュレーションし、国や自治体から受けられる補助金等も確認しておきましょう。
そのうえで、月々の支払額からマンションを探し、価格に応じて妥協できる条件なども考えておくと良いでしょう。
そして、住宅ローンについてはまず事前審査をやってみましょう!
何も分からないまま悩んでいても、次の一歩へ進みません。
まずは、事前審査で自分の購入できる価格をしっかり把握しましょう。
不安要素2,ほかに良い物件が出るのでは
マンション購入を決断できない理由には、「もっと好条件のマンションがあるのではないか」とつい考えてしまう心理が関係していることも多いです。マンションの物件にはさまざまなものがあるため、その分自分自身の希望条件も多いでしょう。
さらにいえばマンションは長く住む予定の住居のため、妥協はなかなかできないものです。するとつい優柔不断になったり、ないものねだりしてしまったりする心理が生まれることになります。
これらのことは以下の事を考えましょう。
・まず、100点の物件は無い。必須条件を3つくらいに絞りましょう。
・今はまだ急いで探していないかもしれないが、いざその時まで迷い結局条件の多くを捨てて購入するリスク。
・70点の物件が予算内であれば購入。
このような事を意識して、少し考えを整理してみましょう。
仮に理想の家を購入したつもりでも、住んでみたら不満が出たり、
逆にどうなのかと思いながら住んでみたら意外と不満は少なかったり、
結局のところ、100点の物件にたどり着くというのは、非常に困難です。
不安要素3,気になるマンションが複数ある
結局のところ、たくさん物件を見ると情報過多になってしまい、整理がつかなくなる。
みたいな方々をよく目にします。
あれもいい、これもいい、と悩んでいると判断できなくなってしまいます。
ですので、むやみに物件を見るのではなく、例えば
・5物件見たらその中から決める
・不動産業者に相談し、物件を決める
等をすると、情報整理になると思います。
不動産業者でなくてもよいですが、人に話しながら整理していくと良いと思いますが、
フラットな意見をくれる不動産業者であれば、プロの目線で話を聞いてもらい決めていくのは良いと思います。
不安要素4,夫婦の意見がまとまらない
これも非常に多いです。お互いの譲れない条件に乖離があると、それぞれが納得できる物件にはなかなか巡り会えないでしょう。すると、購入を決断できない状況はどんどん泥沼化してしまいます。
これの対策は非常に難しいと思いますが、
・第三者に話を取りまとめてもらう。
・お互いの絶対譲れない条件を一つずつ出し合う。
等、お互いが妥協できるポイントを探していくのが良いでしょう。
これは、結構難しく、夫婦喧嘩にもつながりかねないので、お互いが譲れる気持ちを持てるよう話し合っていきましょう。
以上のような理由が非常に多いです。
また、漠然とプレッシャーを感じ話を進められなかったりもするかと思いますが、
忘れないでいて欲しいのは、
「現状維持」もリスクとなっているということ。
購入するメリットや理由が明確化しているのであれば、購入へ少しずつでも進めて行けるよう
気持ちの整理、情報の整理をしていきましょう!